薬剤師と遅咲き

近年の医薬分業により、薬剤師の需要は高まってまいりました。

街を歩けば、沢山の薬局やドラッグストアを眼にする様になり、調剤薬局の数も飛躍的に伸びたのです。

そのために、薬剤師への求人は後をたたず、薬剤師免許をもっていれば、不況の現在であっても、働き口で困る事はないでしょう。

そのために、薬剤師を目指す方もかなりの数に増え、薬剤師になるために卒業しなければならない薬系大学も急激に増えました。

中には、社会人になっているので、薬系大学に入り直して薬剤師を目指すという方もいるそうです。

しっかりとしたビジョンがあって、その様な事をいっているのならば良いのですが、もしも、余り考えずにその様な事をいっているのならば、考え直した方が良いと思います。

現在では、薬剤師になるためには、薬系大学に6年間通わなければなりませんし、薬系大学に入るためには、優れた理系の学力をもっていなければなりません。

その人の能力によるかもしれませんが、一度社会に出た人間が、勉強し直して薬系大学に入ろうと考えているのならば、少なく見積もっても、2年位はみっちり勉強しなければならないでしょう。

つまりは、勉強のための2年と学校の6年を合わせて、最短でも8年はかかる事になります。

もしも、失敗してしまえば引き返せる年月ではありません。

その上、薬系大学はかなりの学費を必要としますので(私立ならば卒業まで1000万円以上)、蓄えがなければ問題外です。

それでも、不可能ではないので、絶対の自信と余裕をもっているかたならば挑戦してみてはどうでしょうか。